炊飯施設
3階にある炊飯施設で給食用のご飯を炊いて提供しています!
白飯だけでなくピラフや五目ご飯なども炊飯施設で作ることができます。
およそ1時間で、洗米して炊飯し、各クラスの米飯缶に配缶することができます。
炊飯施設の設備紹介
「昇米機と米サイロ」
納品された米は「昇米機」で「米サイロ」へ米を運び上げます。米サイロには最大1,600kgの米を入れることができます。1kg単位で計量して洗米機へ米を送ることができます。
「節水型連続洗米機」
米サイロから送られた米を流水で洗う機械です。洗われた米は「ガス全自動炊飯システム」へ送られます。
「ガス全自動炊飯システム」
「オートライマー」
洗米機から送られてきた米を浸漬後に水を切り、設定量の米と水を計量し、炊飯釜に自動供給する機械です。
「ガス連続炊飯機」
オートライマーによって設定量の米と水が入れられた飯釜がこの中をゆっくりと約30分間かけて通り米が炊かれます。
「立体蒸らし装置」
ガス炊飯機を抜けた炊飯釜はつづら折りの「立体蒸らし装置」を通って約30分間蒸らされ、ふっくらしたご飯になります。高さは4mほどあります。
ガス全自動炊飯システムで炊きあがったご飯は「反転飯缶盛り付け機」へ送られます。
「反転飯缶盛り付け機」
家庭用の炊飯器では炊きあがったご飯をしゃもじで切るように混ぜほぐして余分な蒸気を飛ばしますが、この機械では炊飯釜をひっくり返して、「ほぐし部」というご飯をほぐす部分に移してむら無くほぐします。
「ほぐし部」の中ではしゃもじの代わりに数枚の羽が回転してご飯をほぐしています。
ほぐされたご飯はコンベアに移され再度ほぐしながら盛り付け機へ送られます。
盛り付け機は食缶を乗せる場所が計りになっていて、各クラスの人数分を計量して食缶に入れ、米飯専用のコンテナで各学校へ届けられます。
~五目ご飯のできるまで~
3階の炊飯施設にも混ぜ込みの具を作るための蒸気回転釜(150ℓ)が3機あります。
五目ご飯の具をこの蒸気回転釜で先に作っておきます。
米は下味を付けるための調味料を入れて炊き上げます。
炊飯釜の数に合わせて具を計量し、炊きあがったご飯に具を加え、ご飯と具をしっかりと混ぜほぐします。
混ざった五目ご飯はコンベアに移され、盛り付け機の手前で再度ほぐして出来上がりです。
美味しそうな五目ご飯が出来上がりました。写真の献立は「五目ご飯・鯖の塩焼き・にら玉汁・胡麻和え」です。