洗浄施設・使用食器類紹介

給食センターの3階に食器・食具・食缶類の洗浄施設があります!

旧センターでは、食器は食器の洗浄センターで洗い、食缶・食具類は第一、第二それぞれの給食センターで洗っていましたが、新センターでは3階の洗浄施設ですべて洗っています。
各学校へ食器類と給食を配送し、それらを回収するトラックは全部で28台あります。
学校から回収された食器・食缶類は全てこの洗浄エリアに運ばれます。

使用食器類の紹介

食器


給食センターでは飯椀(ピンク)・汁椀(青)・深皿(黄)・小皿(緑)の4種類の食器で給食を提供しています。

 食缶


食缶は、汁物用の丸食缶・ご飯用の角食缶(米飯缶)・主菜、副菜、和え物用の角食缶(大・中・小)と5種類の食缶を献立に合わせて使用しています。

配膳用器具 


配膳用の器具は、しゃもじ・丸型レードル・麺用レードル・両利き用レードル・トング・トレーの6種類があります。その日の献立に合わせて各学校で使い分けています。

 食具

「はし」

「スプーン」

「フォーク」


児童生徒の成長に合わせて、小学校用と中学校用では長さや大きさが違います。

 

洗浄施設の紹介

広々とした洗浄施設は、1階小学校調理エリアの検収室、下処理室、上処理室を合わせた広さとほぼ同じ広さがあり、食器類洗浄システム4台、食缶類洗浄機2台、コンテナ洗浄機3台、アレルギー用の自動食器洗浄機が2台あります。

食器類洗浄システム


4台で約22,000食分(約10万~12万枚)の食器を洗浄しています。トレーや箸、スプーンなどもこの機械で同時に洗うことができます。

市内の小中学校から帰ってきた、たくさんの食器類。
コンテナから運び出して洗浄の準備をするだけでも大変な作業です。

洗浄するのは機械ですが機械に食器類をセットしたり受け取るのは手作業です。食器は洗浄機の中で裏返しになり洗われます。洗い終わった食器は20枚ずつ送り出されてくるので、40枚1セットでカゴに入れてコンテナへ収納します。

 

食缶類洗浄機


2台の食缶類洗浄機で約3,500程度の食缶類と蓋を洗っています。左のレーンで角食缶と蓋を、右のレーンで丸食缶を流します。洗浄機の中には洗浄水の吹き出し口がたくさんあり、高圧で洗い流しています。

戻ってきた残菜(食べ残し)は破砕機(細かく砕く機械)に空け、細かくされて厨芥(調理場などから出る野菜のくずや食べ物の残りなどのごみ)処理機へ送られます。
食缶類はひとつひとつ洗剤で下洗いしてから洗浄機で洗います。
黄色いエプロンを付けているのは栄養士で、残菜の残り具合を毎日確認しています。

 

コンテナ洗浄機


コンテナは食缶用、食器用、米飯用の3種類があります。約460台程度のコンテナを3台のコンテナ洗浄機で洗っています。高圧で洗浄されて、ある程度温風で乾燥されて出てきます。

コンテナを1台ずつ洗浄機へ送り込んで洗浄します。乾燥しきれずに残った水分は手作業で拭きあげます。

 

アレルギー用自動食器洗浄機

3階の洗浄施設内に併設してアレルギー専用の食器類洗浄室がありますが、独立した洗浄室になっています。アレルギー対応食を提供する容器は、専用の洗浄機で洗っています。

 

消毒保管機類


「ラウンドベア」
3階までの高さがあり、丸食缶の入ったゴンドラがぐるぐると回転しながら消毒乾燥されます。3階で洗い収納した丸食缶は1階の調理室で出して使用することができるようになっています。


「カートイン消毒保管機」
角食缶類はカートラックに乗せて、そのカートごと保管機に収納して消毒乾燥されます。大型のエレベーターに乗せて1階まで降ろし、それぞれの調理場にある消毒保管機に収納します。


「コンテナイン消毒保管機」
40枚ずつセットされた食器類はコンテナに収納した状態でコンテナごと3階のコンテナイン消毒保管機で消毒乾燥されます。箸やスプーン、トレーも食器と一緒に収納されています。1コンテナに3クラス分の食器類が入っていて、当日の朝にエレベーターで降ろし各学校へ運びます。

 

コンテナをはじめ、すべての食器、食缶類は
熱風消毒保管機で消毒乾燥されて翌日の給食に備えています。